By ideal on 2024年10月13日(日)
Category: Blog

10月から東京ゼロエミ水準変更とアイディールの建物価格のイメージ

こんにちは。畠山です。

今日は10月から制度が変わった「東京ゼロエミ」について話をしたいと思います。

ちょっと長いですが、読んで頂ければゼロエミについて分かると思いますので、最後までお付き合いの程、よろしくお願いします!

さて先日、メーカーさんが主催する「新制度の東京ゼロエミのセミナー」へ行ってきました。

まずは以前の基準と10月からの新しい基準です。

再エネ設備(太陽光パネル等)の設置も義務化になっています。

弊社の標準仕様をベースに説明をしていきたいと思いますが、

弊社は長期優良住宅の認定を標準仕様としていますので、

ゼロエミに関する計算に対して追加が発生しません。

(省エネや一次エネの計算をしているので)

長期優良住宅は認定を受けるまでに図面が確定してから、

2か月~3カ月要しますが、その後の住宅ローン減税や登記費用や固定資産税のことを考えるとかなりお得です。

もちろんご年収によりますが、ローン減税の試算をしてもらったところ、

13年間で360万円近くの控除がありました。

本当にお得です!

さて、その長期優良住宅が標準の弊社の建物価格ですが、

30坪をベースとして建物本体で税込み約2,600万円前後(坪あたり約86万円です。)とこのブログを書いている時点ではなっていますが、

これから生コンが上がるそうなので、おそらく今後は値上がりしてしまいます・・・。

(上記は外構工事、上下水取り出し、地盤改良工事、準防火費用、敷地状況によりかかる費用、登記や銀行の保証料は除きます。特に強い希望が無ければこれで建築が可能です。)

また、関係各所への申請費、

高性能の省エネエアコンの設置、

水栓を節水タイプに変更、

LED照明器具の設置は弊社が目指す「水準A」も「水準B」も費用が変わらないのでその説明は省きたいと思います。

次に助成金です。

「水準A」が240万円、「水準B」が160万円と以前の水準と比較しても、

助成金の額が上がっていますね。

それでは「水準B」についてですが、

弊社の標準仕様でUa値は0.41~0.43前後なので満たしていますが、

BEIの0.60を満たすために給湯器を「エコキュート」へ変更する必要があります。

場合によっては、24時間換気を「熱交換型」からそうでない「第三種」へ変更しますが、

標準仕様が「熱交換型」のため、減額になります。

助成金が「170万円」ですから、十分まかなえるのでは無いかと思います。

もとが取れるかどうかについては、変更をしても「もとが取れる」のでは無いかと思います。

次に「水準A」ですが、

付加断熱仕様へ変更、

給湯機をハイブリット給湯器(ガス)へ変更、

24時間換気は「第三種」へ変更(減額になります)する必要があります。

助成金が「240万円」ですが、

30坪をベースにすると、気持ち足が出るのでは無いかと思いますが、

「水準B」に比べると、

おそらく光熱費は下がりますが、

ガスと電気の併用となるのでそこがどうなるか現時点では分からないと言ったところです。

(どちらも基本料金が発生しますので。)

そこに太陽光パネルを設置しないといけませんので、

弊社の試算だと10kwほど乗せるとkwあたり21万円(別)前後となりますが、

半分の5kwくらいだとkwあたり32万円(別)前後とコスパが悪くなってしまうので、

特に希望が無ければ10kw程度載せてもらう様に話をしています。

東京都は助成金がkwあたり(パネルとパワコンで低い方)、

10万円~11万円出ますので、多く載せた方が良いのではと話をしています。

そしてそこにさらに蓄電池を設置すると、さらに助成金がもらえます。

価格ですが容量9.8kw、

全負荷型で210万円(別)ちょっとと割高かと思いきや、

100万円以上の助成金が出そうなので、これもかなりお得では無いでしょうか。

太陽光や蓄電池は容量が多い方が良さそうです。

先日の弊社の専務のブログであったように、

専務の家も太陽光と蓄電池を10kw程度設置していますので、

その位設置すれば7月と8月の電気代が2,000円台ということも、あるかもしれません。 

8月9月の太陽光発電量を公開! - EasyBlog

ちなみに、蓄電池は全負荷型と特定負荷型があります。

詳しくはお調べ頂きたいのですが、

特定負荷型は全部屋電気が使えないなど、

全負荷と比べ価格は安いですが、機能が異なります。

よく機能をご理解したうえで、設置の検討をしてみてはいかがでしょうか。

だんだん長くなってきたので、そろそろまとめたいと思いますが、

東京都は東京ゼロエミ、太陽光パネル、蓄電池と助成金が出ます。

弊社は高気密高断熱を標準としていますので、

標準仕様から大きな追加を頂かなくても「水準B」を目指すことは可能です。

気密に関してはこのブログを書いている時点では基準がありませんが、

鳥取県にはあるように、そのうち「気密=C値」の基準も出来るのでは無いかと思います。

お引き渡しをしたお客様からは住み心地はとても快適というお話を頂いていますので、

是非、弊社まで家造りのご相談に来てください。

今までの数々のデータが蓄積されていますので、

検討中の間取りやプランをお持ち頂ければ打ち合わせの場で概算見積もりの作成は可能です。

とは言え、特殊な要望は後日となってしまいますが・・・。

建物価格-東京ゼロエミ-太陽光&蓄電池の助成金=本当の建築費として、

長期優良住宅認定による色々な控除、毎月の光熱費も合わせて、

家造りの検討が出来ると良いですね。

ということで、とてもとても長く長くなりましたが、

本日もお読み頂きありがとうございました!

「工務店と創る自由設計の高気密高断熱の家。」

皆様からのご相談をお待ちしております!

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