こんにちは!
ようやく暑い夏も一区切りという感じで皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期のたまに吹く少し冷たい風が何とも心地良く
この暑くも寒くもない中間期が好きな関山です。
さて今回のブログですが気密測定の現場があったので
本ブログにて改めて気密についてブツブツ呟いてみようと思います。
皆からは難しいよ!とか私の性格が出てるね~と言われましたが、よろしければお付き合いください!
まずは気密測定の様子からですが、
この機械で気密測定を行っています。
弊社の専務のブログでもよく出ていますので、是非、ご確認下さい!
さて、どうやって測定するの?
という疑問もあると思いますのでしくみをご説明すると
この機械を使って家の中の空気を外にはき出します。
そうすると隙間から家の中に空気が入ってきます。
一時的に建物内は負圧となりますが時間の経過とともに外部から空気が進入してくる
ことで内外気圧差が同じになってきて安定していきます。
その安定してくるまでの時間に
より隙間の面積を測っています。
これを延べ床面積で割り算して出した数値をC値と言っています。(隙間相当面積)
簡単にお話すると建物の1㎡面積に対してどの程度隙間がありますか?
というものです。
※C値=建物全体にある隙間面積(cm2)/延床面積(m2)で割った数値
では気密測定のしくみについてお話をさせて頂きましたが
そもそも気密測定って何のためにするの?
というところを説明させて頂いた方が良いですね。
以下代表的な高気密にするメリットです。
1、外部への漏気を防止することによって小エネで省エネを実現できること→洒落ではありません!イメージ出来るでしょうか?室内の空気が外に漏れにくいということですね。
2、先ほどの漏気にも通じますが家の中での温度差を小さくすることができヒートショック防止等にも効果的→健康的ですね!
3、遮音性が高い→外の音が聞こえにくくなります。反面、中の音が外に漏れにくいので、太鼓現象なんて言ったりします。
4、換気がきちんとできるようになる!?→隙間が無いので、外からの空気が入りにくく、中からの空気が漏れにくいので、計画的に換気が出来ますね!
などなどありますが今日はこの辺にして,
次回は4番の換気がきちんとできるようになる!?について重要なことなのでより、掘り下げてご説明いたします。