By ideal on 2021年09月26日(日)
Category: Blog

モデル兼分譲住宅を販売することになりました!⑩基礎工事ダイジェストと上棟日が決まりました!

こんにちは。畠山です。

いよいよ富士見町の「上棟」が10/8(金)に決まりました。

注文住宅を建築しているお客様であれば、

「上棟」と聞けば、一つの区切りであるかのうように、ようやくここまで来たか・・・、

という思いが沸いてくるのではないでしょうか?

私は今回の自社物件に限らず、上棟と聞くと、そう思ってしまいます。

上棟ということはもう少しで完成・・・という訳ではありませんが、この後何か月もかけて、たくさんの人が関わり、だんだんと形になっていく建物を見ているのは本当に楽しいです。

弊社は自由設計となっていますので、2つと同じ建物はありません。

完成物件を見るたびに、個性が出て楽しいなと思います。

そして、今回の富士見町は住宅デザイナーのタブチキヨシさんとコラボし、「ルーティーンのある暮らし」として設定して建物の企画をしています。

長期優良住宅を取得し、断熱性能はHEAT20G2(もう少しでG3だったんですが!)、

テクノストラクチャー工法で耐震等級3、最大90%の交換率がある全熱交換型換気システム等々、今弊社で出来る最新の一番良い仕様で計画をしています。

どんな家が出来るか楽しみですね!

その様子は引き続き、ブログで公開していきますので、お楽しみに!

さて、現在は基礎工事までが完了していますが、

着工から基礎完成までを少しとびとびにはなりますが、工事ダイジェストでお伝えしたいと思います。

これから建築をする方は基礎工事の流れが分かりますし、

建築中の方は今自分の家はどの辺かな?という感じで見て頂ければと思います。

建築される方は出来るだけ、現場に足を運んで頂いた方が良いと思いますので、

工事を見逃した方は参考にしてみて下さい。

さて写真は、土の掘削が終わり、砕石を敷き込んでいる状況ですが、

工事の順番としては掘削と砕石を敷く前に最初に建物のまわりを木で囲い(赤い矢印の部分)、

建物の配置と高さを追い出します。

木の上端に配置の墨(位置)が出ています。

これを遣り方(やりかた)と言い、地鎮祭をする場合はこのやり方をかける前にします。

遣り方を間違えてしまうと、高さや配置がずれることになり、

とても大変なこと、つまり大問題となります!

場合によっては、基礎を壊すことになりかねません・・・。

家を建てるうえで、もっとも重要な工程の1つです。

砕石を敷き上から転圧をしたあとに、防湿フィルムと捨てコンクリートを施工します。

防湿フィルムは土中の湿気が上にあがってこないようにする役割があります。

捨てコンは構造上のコンクリートではなく、

型枠の墨を出す(位置を出す)ためのコンクリートです。

以前もブログで紹介していますが、土中の湿気が上がっているため、シートに汗をかいているのが見えますね。

このあと鉄筋を組みます。

鉄筋が組みあがった時点で、第三者機関の配筋検査を受けます。

耐震等級3の場合とそうでない場合の鉄筋と比較すると、鉄筋の量があきらかに違います。

最近では鉄筋を見れば耐震等級3かそうでないか、検討がつくようになりました。

検査が終わり、ベースのコンクリートを打設します。 

コテで数回、コンクリートの天端を均して押さえて、表面を平らに仕上げていきます。

所定の養生期間を置いて、

その後、立上りのコンクリートの型枠を組んで、

ボルトが適切に工事をされているか1本ずつチェックをします。

これもとても重要な工程の一つです。

基礎屋さんがチェックをして、更に自社でチェックをすることで、ダブルチェックをしています。

ボルトが図面通り施工されているところを確認して、立上りのコンクリートを打設します。

このあと、コンクリートの養生期間として所定の日数をおきます。

ちなみに、この養生期間ですがベース、立上り、ともに外の温度により決まっています。

所定の期間を置かないと強度が出ない可能性もありますので、

この期間もとても重要です。

さすがに、コンクリートを打設して養生期間を置かないで枠を外す・・・という事はないと思いますが、枠をつけたままの状態も工事の一環ということになります。

所定の日数をおいて、

枠を解体し、

建物の周りを整地して、玄関の土間を施工して、基礎工事が完了します。

大分長くなりましたが、これが基礎工事の流れです!

これが分かっていれば、現場を見た時に、今の進捗はこの位か・・・というのが、

イメージがつきやすのかなと思います。

工事はおおよそ、3週間から4週間ほどかけて施工をします。

天候に左右されますので、場合によってはもっと伸びる場合もあります。

「上棟」のおおよその目途は配筋が組みあがった時に分かり、

立上りのコンクリートを打設した時に確定します。

工事はここから先行配管工事、先行足場工事、土台敷き、上棟を進みます。

以上までが基礎工事が完成するまでの流れでした。

どうだったでしょうか?

あまり工事現場に行く事の無い皆様にも、現場との距離が近くなるように現場の作業風景をお届け出来ればと思っています!

このブログで工事の様子を少しずつ把握することで、もしかすると、

現場監督になれるかもしれませんよ・・・。

物造りが好きなかた、家が好きな方、弊社では現場監督は募集をしていますので、

良ければ弊社の採用係までお問合せ下さい!

今週もお読み頂きありがとうございました!

Leave Comments