こんにちは。畠山です。
先日、志木市新築工事で完成時の気密測定をしてきました。
皆さんは気密測定をご存じでしょうか?
簡単に言うと、気密測定は家の隙間を測定する検査です。
弊社では保証する気密はC値は0.8以下を標準としています。
気密に関しては、ブログで色々と書いていますので、
是非、過去のブログを読んで見てください!
さて、高断熱化が進む昨今、断熱と気密はセットで考えないといけません。
いくら高断熱の住宅にしても、家が隙間だらけでは熱が全部逃げていきます。
24時間換気もC値を1以下にしないと計画的に換気出来ないという、
データもあるようです。
簡単にC値を確保するには、吹き付け断熱工事をするという方法もあるのですが、
弊社の新築工事では取り扱っていません。
色々な断熱材の種類がありますが、弊社では室内はパラマウントさんのグラスウール、
オプションの付加断熱を施工する場合は旭化成さんのネオマフォームを使っています。
商品の性能に関しては弊社のHPやメーカーのHPで見てみてください。
とても良い商品ということが分かって頂けると思います!
今回も同様の仕様で、内断熱+付加断熱でUa値0.35の仕様です。
この断熱の話をしていると長くなってしまうので、興味がある方は是非、弊社まで家造りの相談に来てください!
気密測定はいつもお願いをしている、日本住環境さんに依頼をしました。
機械を設置し、給気口や換気扇などふさぐ必要のあることころをふさぎ終えたところで、
気密測定を開始しました。
何棟もこなしているうちに大分弊社も慣れてきて、
今回は1回目でC値0.4という結果になりました。
最近はかなり安定した数値が確保できるようになりました。
現在、気密チェックリストを作成しており、
いつか来てくれるはずの新しい監督が入ってきても、
すぐに良い数値が出せるように、準備しています!
弊社は自由設計の為、お客様の希望する間取りによって、数値が変動するため、
C値は0.8以下としていますが、
今回の様にビルトイン車庫や小屋裏収納のある現場でも安定した数値が確保出来ているのが、とても嬉しいです。
さらなる技術力向上を目指して、日々、勉強して参りたいと思います。
現場はもうすぐ完成です。
お客様のご好意で完成写真を弊社のHPで公開させて頂けることになっていますので、
公開されるまでお待ちください!
さて話は変わり、現在弊社で建築中のモデル兼分譲の中山4号棟ですが、4/7(金)13時から中間の気密測定をすることになりました。
平日ではありますが、気密測定を体感したい方は是非、見学にいらしてください、
現場は順調に進んでおり、内田大工さんが壁断熱材の施工を終えたところです。
外観は変わらずですが、
1階の施工がこのような状況で、
2階の施工がこの様な状況です。
断熱材の上に室内に厚さ0.2mmの防湿気密シートを施工していきます。
防湿気密シートは日本住環境さんの商品です。
断熱材と防湿気密シートを分離しているのは、気密性を確保しやすいためです。
東京では防湿シートと一体型が多いですが、弊社では気密性を高めるため、
別々で工事をし、さらに施工ミスや品質をきちんと確保する意味で、全棟気密測定をしています。
今回の数値がいくつになるか楽しみです。
予想ではC値0.6位かなと思っています。
気密測定時の見学に関わらず、現場は随時見学が出来ますので、
ご興味のある方は是非、見学にいらして下さい。
それでは、今日はここまでにしたいと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました!