こんにちは。畠山です。
先日宅建の法定講習を受けました。
講習は約2時間程度で、
テーマが3つに分かれており、
簡単に言うと住宅の省エネのこと、
不動産取引のDXのこと、
裁判の判例についてのことでした。
受講が終了したので、受講終了証をもらいました。
今回の講習で一番驚いたのは、デンマークの電気代です。
月収が30万円に対して電気代が15万円とのことでした。
これには思わず、「15万円!」と声に出してしまいました。
様々な世界情勢が影響しているとは思いますが、とても驚きました。
日本もいずれそうなってしまうかもしれませんね。
最近では太陽光の設置を検討するお客様がとても増えましたが、
土地の形状によっては太陽光を載せたくても載せることが出来ない場合もあります。
弊社で建築中の中山4号棟も太陽光の設置を検討したのですが、
搭載量が思うほど少なかったので載せることは断念しました。
断熱性を高めて太陽光を載せて、
エネルギー収支を0にするZEH住宅は電気代が上がっている今、本当に良いですね。
ちなみに、我が家も載せていますが、本当に助かっています。
そして、断熱性と同じ位に大事なのが気密性です。
中山4号棟では気密工事が始まりました。
この様に外周の防湿透水シート(白い紙)を施工すると見えなくなるのですが、
シートを張る前に合板の継ぎ目に気密処理として気密テープを施工しています。
合板は1枚910mm×約3000mmなので、建物全体で考えると結構な手間となりますが、
少しでも気密性を高めるには必須の工事です。
その他にもサッシ廻りのコーキング処理や
金物の貫通部などあらゆる隙間を埋めていきます。
弊社は基礎断熱を採用していますが、基礎と断熱の取り合いも隙間を埋めています。
こちらが施工前で、
こちらが施工後です。
コツコツとした作業ですが、快適に暮らすためには必須の工事です。
この頑張りが完成すると見えなくなってしまいますが、
気密測定という結果で数値として現わすことが出来るので、
良い数値が出るとモチベーションがとてもアップします!
ちなみに、気密性を確保するのに、簡単で手っ取り早いのは吹付断熱の工事です。
ですが、弊社の新築では現在、吹付断熱は扱っておりません。
色々と理由がありますが、話すと長くなるので、機会があればまたご紹介をしたいと思います。
さて、中山では断熱材も壁に入り始めました。
使っているのはグラスウールという断熱材です。
写真にある銀色の紙は室内側の防湿シートで室内の湿気が断熱層に入るのを防ぐ役割をしています。
結露を防ぐという意味で、隙間なく施工をすることが重要です。
そして、白い気密テープは、外と同様に室内側のシートの継ぎ目にも施工します。
気密測定は室内側の防湿シートの施工が終わる、3月中頃になると思います。
最近はコンスタントにC値0.6前後が出るようになってきたので、
会社基準で1以下としていた気密性を0.8以下と変えました。
今回はいくつが出るか楽しみですね。
上記の様な工事の状況を構造見学会として見学することが出来ます。
なかなか見ることが出来ない、工事途中の状況をぜひ見学にお越しください。
2階の吹き抜けには安全対策もしっかりしつつ、お待ちしております!
工事途中ではなく、完成現場を見たい!と言う方は八王子市富士見町で完成見学会を開催しています。
こちらは分譲として販売もしております。
今の寒い季節に見学に来て頂いた方からはとても暖かいと好評を頂いています。
上記の2現場は工事途中の様子や断熱気密が体感出来る良い機会です。
注文住宅の参考にしたい方も是非、見学にお越し下さい!
それでは、今日はここまでにしたいと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました!
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