こんにちは。畠山です。
先日新聞に12月の都市ガス代が36.9%アップの記事がありました。
ふーんと思いながら、我が家のガス代を見てびっくり!
㎥あたりの単価にすると、去年が117.52円に対し、今年は179.72円です。
計算をすると約152%上がっています!
総額があまりにも高かったのでここには書きませんが、
ここまで上がるのか!ととてもびっくりしたのと、数カ月前に料金は上がっているものの、
関心が無いとここまで気づかないのかと反省もしました・・・。
そして、もう一つ。
先日の毎週木曜日の勉強会で下記の本を読みました。
その中に「等級6で最も省エネな冷暖房方式は?」と書かれた表題でとても面白いなと思ったのが、全館空調の記事です。
全館空調と各部屋にエアコンを設置する部分間歇冷暖房の年間の光熱費を計算したシミュレーションがありました。
この記事を読むまではあまり意識をしたことは無かったのですが、
全館空調の光熱費がここまで高いとは思いませんでした。
また、建物の断熱性能は性能が高い方がより良いようなので、全館空調を検討している方は、
検討されている会社に断熱等級や光熱費のシミュレーションが出来るか確認をした方が良いと思います。
光熱費はこれからも上がり、高いようでは生涯のトータルコストに換算すると、
とても高い金額になると思います。
住宅ローンは支払いが終われば完了ですが、光熱費は一生払い続けないといけません。
もちろん、太陽光を載せたり、蓄電池に貯めたりと何らかの対策をして電気代を削減することは可能だとは思いますが、全館空調が良いと思った方は一度よく検討をした方が良いと思います。
ちなみに、弊社では現時点で全館空調は取り扱っていません。
建物性能は十分満たしているのですが、
製品が高額、
アフターメンテナンスをどうするか、
万が一故障したらどうするのか?
製品保証が数年程度(商品によりますが)と心配事がたくさんありますのでまだ導入をするのは早いかなと思っています。
もう少し普及してきて、心配事が解消されたら検討をしようと思います。
前説が長くなりましたが、今後も省エネ、健康、快適、安心な家造りをしていきますので、アイディールをよろしくお願いいたします!
さて、弊社で建築中の中山4号棟ですが、基礎工事が完了し、大工さんが土台敷きを始めました。
前回は玄関ポーチを打設する前までご紹介をしました。
下記の写真はポーチを打設する前の断熱材を施工した様子です。
ちなみに、玄関ポーチやシューズクロークなどのコンクリートを流し込み施工する場所はネオマフォームではなく、スタイロフォームを使っています。
スタイロはコンクリート流し込みに対応している商品のため、
2重にするのは土間以外をネオマの厚さ100mmを施工するのですが、
スタイロには100mm商品が無いので、60mmを2重に施工し100mmと同等としています。
断熱材を施工後、コンクリート打設して基礎工事が終わり、
水道屋さんが外部の先行配管工事をしました。
弊社ではヘッダー配管方式を採用しており、水色が給水管、ピンクが給湯管です。
配管工事が終わり、先行足場工事をして、大工さんが土台敷きに入ります。
基礎と土台の間にあるのは、基礎パッキンです。
外側では隙間が無い気密パッキン、
内部は隙間がある通気パッキンを採用します。
どうして分けるかと言うと、アイディールでは基礎断熱を採用しています。
そのため、外の空気が床下に入り込むと断熱の意味をなさなくなるので外部は気密パッキンを採用し、床下の換気は機械式なので、空気が回るように通気パッキンを採用しています。
ちなみに、1年点検で監督が床下を確認するのですが、結露もなくしっかり換気は出来ているようです。
さて、このブログを書いている今日の時点ではここまで進んでいました。
土台が敷き終わり、
アンカーボルトも土台から出ることなくしっかり固定されています。
ちなみに、土台から出ているのはホールダウン金物で基礎と柱を固定する超がつくほど重要な金物です!
また、弊社では床合板を使った工法を採用(根太工法ではない)しているため土台からアンカーボルトがとび出ると床合板に当たるため出ないように切断する必要があります!
1/19(木)の上棟に向けて、これから大引きと断熱材と気密の施工に入ります。
工事の様子はまたお伝えしようと思いますので、楽しみにして下さい。
最後に前回も告知をしましたが、セミナー&勉強会を開催します!
予約制になっていますので、お気軽にご参加ください。
これから住宅の建築を検討する方で何から手を付けて良いか分からない方、
メーカーや工務店を回り色々と話を聞いたけど何をしたら良いか家造り迷子になってしまった方、
土地から探したいけどどう探したら良いか分からない方、
住宅ローンってどうすれば良いか?家造りの資金計画はどうしたら良いか分からない方、
高気密高断熱を体感したい方、
そして、新築だけでなく断熱改修や耐震改修のリフォームのご相談など、
木造の家造りに関することが何でも聞ける良い機会です!
ちなみに、チラシに記載の超高性能の富士見町は新価格にてHPで公開中です!
今の寒い季節は感動するほどの高気密高断熱の威力を発揮しますので、
この機会に是非、ご相談やご見学にお越し下さい!
それでは、皆様からのお問い合わせをお待ちしております!
本日もお読み頂きありがとうございました!