こんにちは。佐藤です。
少し時間がたってしまいましたが、年末に照明メーカー、オーデリックのショールームにて見学会&勉強会が開催されたので、参加してきました。
明かりの体感コーナーや現物の商品にそって、いろいろ教えていただきました。
中でも印象深かったのは、
「サーカディアンリズム」にあわせた照明計画が今後どのメーカーでも、または照明計画に関わらず様々な商品の需要が高まるだろうということでした。
サーカディアンリズムとは生体リズム、もっと簡単にいうと体内時計という意味です。
人間は体温の変化やホルモンの分泌がおおむね1日=24時間でリセットされるということがわかったということで、このリズムを整えることで快適な暮らしのリズムができる、という考えです。
照明計画での役割は「朝は十分に光を浴びて、夜は光を避ける」というのに重点をおき、照明の光の色や時間でリズムを整えることをサポートすることができます。
朝の目覚めは
メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が抑制されて、覚醒を促すことができる「覚醒を促す朝の強い光」で
眠る前は反対に
メラトニンが分泌され、睡眠へと促される「眠気を誘う穏やかな光」でサーカディアンリズムをサポートします。
ダイニングも朝食時は明るいテーブルで一日を元気に過ごす活力をチャージ
夕食時は温かみのある色で一日の疲れをいやす団らんの光を
照明ごとのシーンの点灯パターンを記憶させたり、ワンタッチまとめて点灯、消灯できる仕組みも整ってきています。
本日は「サーカディアンリズム」にあわせた照明について主に書かせていただきました。
次回も引き続き、オーデリックのショールームで学んできたことを書いてみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!