こんにちは、アイディールの畠山です。
3ヶ月にわたりお届けしてきたこの家づくりブログ連載も、
いよいよ今回が最終回となりました。
最終回の本題に入る前に、
日頃からお客様に聞かれる「いつが家の買い時ですか?」という問いについて、
少しお話しさせてください。
結論からお伝えすると、
私は「家が欲しいと思った、その時こそが一番の買い時」だと本気で思っています。
ここ数年を振り返っても、住宅価格は大きく上昇し続けています。
「もう少し待てば下がるのでは」と時期を延ばしても、
価格が元に戻る気配はありません。
直近でも、中東情勢の影響によるナフサ(粗製ガソリン)の供給不足が、様々な建築資材の価格や物流に影を落とし始めています。
さらに、これからは建設業界全体で「深刻な職人不足」が本格化します。
建材のコストだけでなく、家を建てる「人の手」を確保すること自体が、
今後はさらに難しくなっていくのが確実な未来です。
確実な未来として、
もう一つ知っておいていただきたいのが「家づくりには時間がかかる」という現実です。
「今買おう」と決めても、明日すぐに家が建つわけではありません。
アイディールの標準的な28坪前後の建物であっても、
お引き渡しまでには約1年の期間が必要です。
・土地決定後〜プラン確定:2ヶ月〜3ヶ月
・省エネ計算・構造計算(許容応力度計算):1ヶ月~1.5ヶ月
・建築確認申請・長期優良住宅の認定:2ヶ月〜3ヶ月
・着工〜工事期間:約6ヶ月前後
このように、安全で高性能な家を実直につくるには、どうしてもこれだけの時間がかかります。
つまり、「子どもが小学校に上がるタイミングで」「来年の今頃には」と考えているなら、まさに「今」が動き出すデッドラインなのです。
外的要因に振り回されて先延ばしにするのではなく、
ご家族が「新しい暮らしを始めたい」と思ったその瞬間が、
結果として最も費用を抑え、
最も長く豊かな時間を新居で過ごせる最善のタイミングになるのではないかと思います。
私たちはその決断に、
確かな性能と誠実な施工で全力でお応えしたいと考えています!
さて、今回は連載の集大成となる、
「完成検査」と「お引き渡し」のプロセスについてお話しします。
二重、三重の目で確認する「完成検査」
すべての工事が完了した後、お客様に鍵をお渡しする前に、
私たちはいくつもの検査を実施します。
まずは第三者機関による「完了検査」です。
これは法律や申請通りに正しく建物が建てられているかを客観的に確認するものです。
それに合格した上で、
さらに前週お話しした「社内スタッフによる完成チェック」を行います。
キズや汚れがないかはもちろん、
建具の動きのスムーズさ、
設備の動作確認、
給水や排水の確認、
細部の仕上げにいたるまで、
現場監督をはじめとする複数の目で見直します。
手直しすべき箇所があれば、
この段階で職人に指示を出し、完璧な状態へと整えていきます。
建物の仕様を一つずつ確認する「お施主様検査」
私たちの検査がすべて完了した段階で、
お引き渡し前にお客様ご自身にも建物をご確認いただきます。
打ち合わせをした図面や仕様書通りに仕上がっているかを見て頂き、
あわせて、新居での暮らしがスムーズに始められるよう、
各種設備の使い方や、
換気システムのメンテナンス方法などをご説明します。
鍵をお渡しする、一つの「区切り」
すべての確認と手続きが終わり、いよいよ「お引き渡し」当日を迎えます。
工事用の鍵から、お客様専用の「本キー」へと差し替えられる瞬間。
この瞬間をもって、その建物は私たちの管理下を離れ、
正式にお客様の「我が家」となります。
書類の手続きや鍵の受け渡しは淡々と進みますが、何もない更地の状態から、
打ち合わせを重ねて形になった住まいをお渡しするこの日は、
私たちにとっても非常に重みのある、身の引き締まる節目です。
【お引き渡しは「ゴール」ではなく、長いお付き合いの「スタート」】
アイディールがお届けする家づくりは、お引き渡しをして終わりではありません。
地域に根差す工務店として、ここから始まるお客様の生活を、
今度は「アフターメンテナンス」という形で末永く守っていく責任があります。
「この家をアイディールで建てて良かった」
そう納得し続けていただけるよう、
私たちはこれからも一棟一棟の現場に対して実直に、
誠実に向き合い続けてまいります。
これまで全12回にわたり、
私たちの家づくりをお読みいただき、本当にありがとうございました。
ご検討中の皆様はもちろん、現在建築中の皆様にも読んで頂けるように、
ブログを作成したつもりです。
家造りの際の参考にして頂けると嬉しいです。
これからも、地域の皆様に選ばれる確かな住まいづくりに邁進してまいります。
新居での豊かな暮らしを、スタッフ一同、心より応援しております。