こんにちは。畠山です。
テニスの4大大会の全仏オープンが始まりましたね。
残念ながら大阪選手は負けてしまいましたが、錦織選手が本日10時30分から試合があるので、
皆さん日本からフランスに向かって応援しましょう!
ちなみに、2020年の東京オリンピックはテニスとサッカーを申し込みました。
抽選結果が待ち遠しいです!
さて、先日のお話の続きです。
前回は「断熱と気密の重要さをお伝えします。」ということで終わりました。
この住まいスタジオですが、0℃に冷やした空間の中に3種類の断熱と気密の部屋があり、体感出来ます。
まず1つめは「昔の家 昭和55年度基準」です。
外が0℃の設定で、室内のエアコン1台で暖房をしています。
サーモカメラで撮っているのでが、部屋が青くなっていてかなり寒いということが分かると思います。
左上の暖房費ですが、年間で28,000円となっています。
温度差があると、
上記の様に、体にもとても負担がかかります。
ヒートショックは家庭内の事故と言われ、交通事故の4倍も多いそうです。
上記は「昔の家」の仕様です。
気密はC値であらわしますが、「建物全体でどの位隙間が空いているか。」の目安になります。
この建物は120㎡に対して、C値11.22c㎡/㎡とあります。
計算をすると建物全体で約36cm角の隙間が空いていることになります。
数値だけだと分かりにくいのですが、隙間があるというのはバケツに穴が空いていて、水が溜まらない。
そんなイメージです。
建物の隙間が多いとそこから熱が逃げるので、冷房、暖房の効率が非常に悪くなります。
「昔の家」ということで断熱材もあまり良くありませんが、
年間の暖房費が28,000円なのは気密の影響もあると思います。
その為、断熱性能だけでなく、気密に対しての工事もしっかりとやる必要があります。
現在施工中の現場で気密工事について、ブログでも発信をしていきますので、
ご興味がある方は是非ご覧下さい!
次回は「今の家」と「これからの家」をご紹介したいと思います!