こんにちは。畠山です。
ブログやインスタでご紹介をしている、東中野断熱耐震改修工事ですが、
順調に工事が進んでいます。
築約20年ちょっとと比較的新しい建物という事もありますが、やはり中を解体してみると予想をしていなかった事が発生しています。
例えば図面にある、筋交いが破断していたり、
と、予想しないことが出てきてしまうのが、リフォームですね。
ですが、昔の建物は図面通りということは少ないのではないかと思っています。
新築とは違い、「解体をしてみないと分からない」というところが、
リフォームの難しいところではないかと思います。
リフォームの難しいところも含め、工事の様子はブログで公開をしていますので、
今後、断熱耐震改修をご検討の皆様は弊社のブログを見て頂き、
参考にして頂ければと思います。
断熱、耐震改修って何?という皆様のために、どんな改修をするかと言うと
断熱改修は室内の壁と天井と床を解体して、断熱材を入れ直し又は新規に施工をします。
断熱材の厚さは、壁の厚さや、天井のスペース(ふところ)により異なります。
また、床は防湿コンクリートが施工されていない場合で、土の場合は、湿気対策も行います。
天井の断熱材を厚くすることで、天井が低くなったりするケースもあります。
建物を全てでも良いですし、1階だけでも良いと思います。
あわせてやれる範囲で気密の工事も行います。
耐震改修は図面がある場合は、その図面をもとに現在の耐震性がどの位か計算をします。
どのくらい耐震性を上げるかというのが、ポイントになると思いますが、
リフォームでは、現在の建築基準法の耐震等級1を目指し、
その他に制震ダンパーを設置します。
もちろん、3を目指すのも良いと思いますが、費用がかなりかかってしまうので、そこは要相談かと思います。
新築と同じ断熱気密性能や耐震性能を確保するには、
スケルトンの状態、つまりどれだけ建物を解体するか、にかかっています。
解体をするには、それだけ費用がかかりますし、
築年数が古いとアスベストを使っていて余分な費用が発生したり、
構造材が腐朽していて部材を交換しないといけないなど、
解体をやってみないと分からないこともあります。
以上のことから、断熱、耐震改修をする場合は見積もり以外の予算も確保しておくのが、
良いと思います。
検討されている方は担当者としっかりとお話をして、メリット、デメリットをきちんと把握して進めましょう。
特に「これは入っていて、これは入っていない」ということは明確にしておきましょう。
ということで、かなり前置きが長くなりましたが、皆様からのご相談お待ちしております!
ちなみに、断熱耐震改修のリフォームの場合、現場調査や確認にお時間がかかりますので、
そこはご了承願います!
さて、表題の東中野断熱耐震改修工事ですが、前回は1階を解体したところまで、お伝えしていましたが、
今日の時点でサッシが入り
ちなみにこのサッシはリクシルのTWという弊社の新築でも使用している、高性能高断熱のサッシです。
床暖房(東京ガスのTESで銀色のマット)の工事が終わり、
雨戸を電動シャッター付きのサッシに交換したりと、とても順調に進んでいます。
今週も大工さんがメインの工事が進みます。
工事の様子は、インスタのストーリーでも公開していますので、そちらも見てみて下さい。
今日はここまでにしたいと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました!