こんにちは。畠山です。
先日、映画館に「アキラとあきら」を見にいってきました。
面白かったので、是非、見に行って頂きたいのですが、
町工場に銀行がお金を貸さないシーン(半沢でもありましたが)や銀行が「雨の日に傘を取り上げる話(分からない方は映画を見てください!)」を見ると、
「うちも資金繰りは気をつけないとなぁ」と思ったりします。
さて銀行の話が出たので、少しお金の話をすると、
今後コロナ融資で融資を受けた企業の倒産が増えるのでは?というような、
新聞記事をみかけます。
倒産するのは誰もが困ってしまうことですが、
皆様からすると建築途中で住宅会社が倒産してしまった・・・。
という事が無いように会社選びは慎重に行いたいですね。
ですが、さすがに財務内容まで判断して会社を選ぶというのはとても難しいです。
では、どうやって判断したら良いか、ということになりますが、
支払い条件を確認することだと思います。
着手金(契約金)を多額に要求されたり、
○○円入金をしてくれたら、〇%値引きます!というような会社は注意した方が良いと思います。
手元に資金が無く、業者さんへ支払いをするお金がなく、
銀行からの融資を受ける事が出来ないので、
その様なことを言うのだろうなぁと想像してしまいます。
また、完成保証制度と言う制度もありますが、
弊社では、住宅ローンを利用するお客様に限りですが、
お客様の不安をなくすため、建物完成までのお金をあまり頂かないようにしているため、
その制度には加入していません。
詳しくはお調べ頂きたいのですが、もし、先に工事の出来高以上に入金を要求されるのであれば、完成保証制度に加入しているかも確認をした方が良いと思います。
ちなみに、弊社はなぜあまり多くお金を頂いていないかというと、
建築の知識や技術、とりわけ建物の性能にはとても自信を持っていますが、
弊社はお世辞にも大会社ではなく、
大手ハウスメーカーやパワービルダーほどお金はありませんので、
資金力が不安で倒産したらどうしようと思われながら建築を進めるのも酷ですし、
お客様が負担する「つなぎ融資」の金利もばかにならないですし、
その様な考えや思いから、出来るだけあまり先にお金を頂かない様にしています。
その為、手付金を頂き、最後に残金支払い、なんてこともあります。
という事で、工事の出来高に応じて支払うのが良いのでは無いかと思います。
プランやデザインも大事ですが、
言い出しにくいお金のことも担当者に相談しながら進めるのが良いですね。
弊社では、お客様の資金状況に合わせて柔軟に対応をしていますので、是非、ご相談下さい。
さて、先日、現場で気密測定をしてきました。
弊社の住宅は、高気密高断熱の高性能住宅です。
高性能住宅については、何度かブログで下記の資料を出しています。
参考までに読んでみて下さい。
高気密住宅ということで、社内で「C値1以下」という基準を設けています。
気密性は断熱性とセットで考える必要があります。
どんなに断熱が良くても、C値が低い隙間だらけの家では、
冷暖房効果も低くなりますし、結露が発生する原因にもなりかねません、
逆に気密性だけとても高い家というのは、あまり聞かないので、説明は省かせて頂きます!
弊社では、建物完成前の施工途中で気密測定を必ず実施しています。
ちなみに気密測定は計測の仕方で数値が変わります。
目張りと言って、換気のダクトの入り口を下記の様にふさぐのですが、
これから建築する方や建築途中の方は、気密測定には立ち会うことをお勧めします。
弊社では工事途中の中間で測定していますが、必ずと言って良いほど、直しが入ります。
直すことで、さらに隙間が埋まり、気密性の高い住宅となっていきます。
最近では1回目の計測でC値1を下回る様になってきました。
今回も1回目で0.9が出て、その後、直しをして、最終的には0.6となりました。
U大工さん、伸也監督の技術が上がっていることをとても頼もしく嬉しく思います!
日本では気密性は法的に整備されていませんが、健康、快適、安心、省エネに暮らすには必須です。
気密にこだわりたい家を建てるには「この方がより良い」という、
いくつかのポイントがあります。
弊社は規格住宅ではなく、自由設計が基本で、今流行りの吹き付け断熱と比べて、きちんと施工をしないと気密性が確保しにくいと言われる、
グラスウールの断熱材を標準としており、その中で培ってきた技術があります。
本当に良いものを造っているという自信はありますので、
「断熱」「気密」、そして今回はふれていませんが「耐震」など住宅に関する事は何でもご相談下さい!
それでは、今回は文字多めとなりましたが、今日はここまでにしたいと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました!