こんにちは。畠山です。
ここ数日は日中が暖かく、夜から朝方までは寒く、寒暖差を感じますね。
冬も近づき寒くなってきたので、
八王子市富士見町の分譲住宅で、室温を計測してきました。
10/21の朝に計測をしてきたのですが、
外気温は8℃でした。
室温を計測したところ1階のリビング、2階の北側の部屋は約16℃でした。
室内に熱源もなく、しばらくシャッターを閉めており、
南側から太陽光も入っていませんから、外気温が8℃まで下がった事を考えると、
まぁまぁ良い室温ではないかと思います。
この日は、日中シャッターを開けて夕方18時ころにシャッターを閉めに行くと、
3℃ほど室温が上昇していました。
約1℃しか室温が下がっていませんでした。
夜間が13度とあまり寒くなかったからかもしれませんね。
これから寒くなってきますので、高気密高断熱だと室温がどう変化するか、
データをとってみようと思います。
ちなみにこの建物はUa値0.29、C値0.6、ダクト式全熱交換型24時間換気となっています。
計測の様子はインスタで公開していますので、是非、見てみて下さい。
夏の室温の変化の様子は、インスタで見ることが出来ますので、
良ければフォロワーになってください!
さて、今日の本題に。
以前もブログで紹介をしましたが、弊社では毎週木曜日の16時から工程会議と勉強会をしています。
その時間帯は担当者の携帯がつながらないので、
緊急の用がある場合は会社まで電話をお願いします!
工程会議は施工中の現場、完成する現場、これから着工する現場の進捗の確認をメインに色々な情報をみんなで共有します。
工程の確認が終わったあとに、色々な教材を使って私を含め、みんなで勉強をします。
建築系の本の他、
新建ハウジング、
日経アーキテクチュア、
住宅新報を定期購読しています。
新建ハウジングや建築知識ビルダーズは木造がメインで、
日経アーキテクチュアは木造以外の記事もあり、
住宅新報は不動産の記事が多く載っています。
特に新建ハウジング、建築知識ビルダーズは、新しい知識を吸収するには抜群の教材です。
アイディールのモデルのキッチンの収納がプチ図書館となっていますので、
何かを調べたいとか、ご興味があれば立ち寄ってください!
耐震等級のこと、
壁量計算と許容応力度計算の違い、
基礎や耐力壁や水平構面の考え方、
重心と剛心と偏心率、
釘のピッチの重要性など
どれもとても勉強になりました。
弊社では下の表のてっぺんの許容応力度計算の耐震等級3を標準にしています。
きちんと安全性が確認されたものを提供しているという自信はあるのですが、
耐震等級1と比較すると建築コストが上がってしまうというコスト面の悩みがあります。
木材価格は落ち着いてきたものの、
他の製品の値上げラッシュでただでさえ建築コストが上がっており、
予算がきついからといって、耐震等級1で建築するのも、
建築基準法にある国民の生命、健康と財産を守るという観点からいかがなものかと・・・。
耐震等級3はアイディールの標準としつつ、
他にも色々と商品構成を見直しつつ、良い建物を提供出来れば良いと思っています。
弊社は小さい工務店ですが、日ごろの勉強をかかさず、常に新しい知識を更新しています。
木造住宅に限定になってしまいますが、新築、リフォームの他、土地探しからなんでもご相談を頂ければと思います。
それでは、本日もお読み頂き、ありがとうございました!