現場チェックの重要性

こんにちは。畠山です。

先日夕刊を読んでいたら、第一生命保険さんの「将来なりたい職業」の2022年度ランキングが発表の記事がありました。

男子の小学生、中学生、高校生の1位が会社員、

女子は中学生、高校生の1位が会社員、小学生は3位ですが、

会社員がとても人気なことに驚きました。

回答者の方の両親に会社員の方が多いことが影響されているかもしれない、

とありました。

そうだとすると、まさに子供は親の背中を見て育つ、と言ったところでしょうか。

わが子ももしかすると、私の背中を見て、アイディールをつぎたい!なんて思ってくれる日が・・・、

来るかは分かりませんが、そう思ってもらえるように、アイディールで家を建てた皆さんが住んで良かった、建てて良かった住宅をこれからも提供をしていきたいと思います。

ちなみに私は、アイディールを立ち上げた時から会社員ではなくなってしまいました。

会社員でなくなり、今の立場と会社員の時との違いはと聞かれると、一番感じるのは責任の重さでしょうか。

自分がしたことは当然のこと、社員の皆さんがしたことも、全て自分(会社)の責任です。

幸いにも現時点では「社長を出せ!」と言われたことはまだありません。

社員の皆さんがいつもしっかりとがんばってかつ誠実に仕事してくれているんだなぁと思っています。

自分の責任の重さを感じつつ、日々、勉強をしながら精進していきたいですね。

さて、そんな事を考えながら、先日伸也監督と一緒に現場チェックをしてきました。

弊社では、現場の重要ポイントに2名でチェックをしに現場へいきます。

例えば、

配置チェック、

配筋チェック、

アンカーボルトチェック、

構造検査、

気密検査、

外壁検査、

完成検査などです。

検査は職人さんと監督、

監督と第三者機関の検査員の方、

社内2名など、

状況によって誰と誰が確認をするか分けています。

場合によっては、構造検査のように監督と第三者機関の検査のあとに、

さらに社内2名で検査をすることもあります。

なぜこのチェック体制になったかというと、

現場の担当者だけに任せると負担が大きい、

監督の力量による仕上がりのムラを無くす

(現在は伸也監督のみですが、以前は数人いたので・・)

ダブルチェックをすることでミスを減らせる、

など色々な経験があり、現在のチェック体制となりました。

それでも小さいミスは発生することがあるので、発生する度にチェックリストを更新して、木曜日の定例会&勉強会で話をしたりしています。

チェックリストはこの様な感じで、

現場に入る前に一目して、確認をしていきます。

こちらは、社外秘という事で、一部の公開ということでご了承下さい!

それでは、どの様な指摘例があるかというと、

下記は一例ですが、

例えば先日外壁チェックに行ったところ、バルコニーの腰壁でこの様な施工状況を発見しました。

どこかダメかというと、片側(左側)の通気層をコーキングでふさいでしまっています。

通気層をふさいでしまうと、当然の事ながら通気されませんから、

結露が発生したり長い期間の間に腐朽したりと建物に悪い影響を与えてしまいます。

そこで、ふさいでいるコーキングを撤去して、通気が通るようにします。

現場で上記を発見して自分でコーキングを切ったことがあるのですが、

夏場だったせいか、熱風がきたことを覚えています。

コーキングなどで密閉されているとそれだけ「熱がこもりやすい」ということですね。

こうした施工例を前回のブログで紹介した現場plusに写真データで残して、

社内で共有をしていきます。

住宅を建築するには、多くの人が現場に関わります。

ミスを1つでも減らせるように、会社として日々取り組んでいきたいと思います。

さて、今日は現場での取り組みの話をしました。

ポイントは監督一人だけに任せず、監督を含めた複数人で確認をしていることです。

弊社では現場監督を募集していますが、

監督だけに現場を任せるということはしていません。

現場監督業に興味がある方、

他社で監督をしていたけど棟数だけ求められて造る喜びを忘れてしまった方、

高気密、高断熱、耐震等級3の本物の家を造りたい方、

そしてお客様に喜ばれる家を造りたい方は是非、ご応募ください。

監督業はしっかりきちんと覚えれば、どこへ行っても困ることのない仕事ですが、

半面、中途半端に覚えては面白さも何も感じない、ただつらい仕事になるかもしれません。

元現場監督の私が言っているので、そこは間違いありませんよ!

ということで、今日の最後は求人の募集なってしまいましたが、

求人に限らず、

富士見町の完成現場の見学や中山の構造見学の問い合わせもお待ちしております!

本日もお読み頂き、ありがとうございました!

 

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ゲスト
2024年12月03日(火)

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