こんにちは。畠山です。
金曜日の佐藤のブログにあるお客様から、
太陽光と蓄電池を記載した電気使用量のデータを頂きました。
佐藤のブログはこちらからどうぞ
佐藤のブログにもありますが、
この建物の断熱等級はUa値0.35、隙間を表すC値0.4と高気密高断熱です。
上記の断熱等級は国都交通省が定める住宅性能表示では「断熱等級6」、
一般社団法人が定める基準のHEAT20では「G2」です。
残念ながらC値は公式な基準が今は無いのですが、
国や東京都より先行して基準を定めている地域があり、
例えば福岡県北九州市だと1以下となります。
断熱と気密はセットで考えないといけませんから、そのうち基準が出来そうですね。
さて余談ですが、
上記のUa値を勝手に断熱等級6.5、G2.5と呼んでいます。
雑誌でも見かけますね。
なぜかと言うと・・・、
「断熱等級6やG2」はUa値0.46以下でその上の性能基準の「断熱等級7やG3」はUa値0.26以下と、数値の幅が「0.46から0.27の間と」とかなり大きいです。
「断熱等級6やG2」、「断熱等級7とG3」を造ることは技術的には難しくないですが、
お金に換算すると大きく差がでてしまうのが一番の悩みです。
現時点では費用対効果を考えて「断熱等級7やG3」はでなくても良いかなと思っています。
建物の規模や窓の数にもよりますが、
弊社の標準でUa値0.43前後の建物から「断熱等級6.5、G2.5」を目指すと30坪でおそらく坪4万円(別)~、
「断熱等級7とG3」を目指すと30坪でおそらく坪8万円(別)~というイメージかなと思います
(準防火地域はさらに上がります。)
以上のことから、お客様には標準を「断熱等級6やG2」とし、オプションで
「断熱等級6.5、G2.5」を進めています。
高性能住宅を目指したい方は是非ご相談下さい!
さて、話は戻り、今回は太陽光を10kw、蓄電池を11.5kw設置しています。
電気とガスの併用住宅ですが、使っている電力はこの様な結果になっています。
上記の表から発電量―売電=使った電気の量として、
足りなった分を電力会社からの「購入量」とします。
8月で言うと、1200kwh発電をして、売電を788kwhしているので、
差額の412kwh+「購入量」の7.1kwの合計419.1kwを自家消費として使っていることになります。
「購入量」の数値は、
例えば夜間に蓄電池に貯めた電気を使い切ったことで電気の購入が必要になったり、
日中の発電より使う電気の方が多く購入が必要になったりと、
それが8月は7.1kwhとなります。
(実際にどう使っているかは不明なので、例えばとしています。)
佐藤のブログにありますが、この月の電気代は約500円だったそうです。
ガス代が入っていませんが、
高気密高断熱の住宅で、太陽光&蓄電池の効果がここまですごいとは思いませんでした。
ちなみに、太陽光を載せても意味がないよ?と思っている方はこちらの雑誌を読むことをお勧めします!
「太陽光を載せたら損をする?」という記事がありました。
内容がとても参考になると思いますので、是非、読んでみて下さい!
という事で、高気密高断熱住宅を建てて、太陽光と蓄電池を載せると電気代が安くなる!と思った出来事を紹介させて頂きました。
さて、もう1つ。
最近、宅建のWEB講習から始まり、
外皮マイスターの資格をとるための勉強をしたり、
2級建築士の定期講習と、
何かと学ぶ機会が多く、定期講習で日建学院に行った時に、
1級施工管理技士の資格が目に留まり、
やってみようかなと思い、来年挑戦をすることにしました。
そもそも、弊社は木造住宅の新築がメインの会社なので、
取得するつもりは全く無かったのですが、
昨今の資材高騰や大型物件により建築費が上がっており特定建設業を取得した方が良いかなと思ったこと、
最近の講習や資格取得を目指したことで新たに何かに挑戦してみたいと思ったことから、
「やってみよう!」という気持ちになりました。
ちなみに、「1級建築士」に挑戦という方向もあるかと思いますが、
設計は実務で経験が無いので、ちょっと私には無理かなと思い、2級建築士のままで十分かなと思っています。
建設業界に関わって約20年です。
今までの経験をフルに生かして資格取得に向けて頑張りたいと思います。
言ったからには途中でやめると引き返せないし、
そう言えばまだ会社のみんなにも言ってないから、どう思うかなーとか色々と考えつつ、
今日は所信表明ということで終わりにしたいと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました!
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