こんにちは。佐藤です。
先週はビックサイトでジャパンテックスが開催されていたので、見学にいってきました。
ジャパンテックスとは1年に1回11月に日本最大級のインテリア国際見本市で1982年から行われているそうです。私もインテリアコーディネーターという職についてから十数年、最近のコロナ渦をのぞいては大体見学に行っています。
以前はどのメーカーのブースも華々しく、各社オリジナルのノベルティを作ったりと
お祭りムードだったのですが、近年はなんとなく各メーカーの規模が縮小していっているな、という感じは否めませんが、それでもカーテンや照明や壁紙や家具などいろいろなインテリアの展示を見られるのは楽しいものですね。
さてトレンドも含め今回はどんな展示が多いのかな、見ていくと
やはり昨今のグレーのブームは健在のようです。写真はフロアタイルですが、壁やキッチンの天板などコンクリートや石っぽい雰囲気のマットなグレーは引き続き人気のようです。
↑グレーはワントーンでまとめず、植物のグリーンやサンド系の色でナチュラルな差し色を入れるとお部屋に温かみもでますね。
砂のようなベージュからオレンジなどのサンド系の色は、先日拝見したミラノサローネセミナーでもよく見られた今年の事例だということを、言っていました。
↓下記の写真はグレーの壁紙にグリーン系の家具やカーテンをあわせています。
今回の展示会はどことなくノスタルジックな雰囲気を感じさせるものも多かったように感じました。
クラシカルなノスタルジックといいましょうか、ウィリアムモリスの柄を使ったカーテンや壁紙を部屋ごとにコーディネートした、上下の写真のリリカラさんのブースは楽しかったです。(上下の写真)
余談ですが、ウィリアムモリスの柄のクロスは弊社の八王子市中山の分譲型モデルハウスの一部に貼っています。気になる方はぜひご見学にいらしてください。 下の写真は中山の2Fの回廊にあるスタディー&ワークスペースのカウンターです。こちらはサンゲツさんのクロスでフルーツという柄です。
ジャパンテックスに話しを戻しますね。
ノスタルジックな雰囲気を感じたブースは他にも、
色合いが優しくとても洗練された雰囲気でありながら、どことなく懐古的な雰囲気のカーテンや
日本的な要素と北欧の要素がミックスされたジャパンディな雰囲気でありながら
どことなくノスタルジックな柄かな、と感じたカーテン。
あとは、これはSDGsの観点からも世界的な兆候ですが、リサイクル素材をの展示もよく見られました。
以上、個人的感想ではありますが、インテリアコーディネーター佐藤のジャパンテックス報告でした。お読みいただきありがとうございました!