こんにちは。畠山です。
先日、東京ゼロエミが10月から基準が変わるというブログを書きました。
現行の基準で補助金が一番高額な210万円が補助される「水準3」が、
10月からは240万円が補助される「水準A」という呼び方に変わります。
現行の真ん中の基準の「水準2」は50万円ですが、「水準B」と呼び名が変わり160万円に変わります。
弊社の仕様では付加断熱をすれば、Ua値はクリアしますが、
BEIが「水準B」は現行の「水準3」と同等の0.6以下、
「水準A」では0.55以下とかなり厳しくなります。
色々と試行錯誤をしていますが、
ここは設備機器の省エネ性が高いほど良く、先日のブログにも書きましたが、暖房として床暖房を設置するのが良い様です。
「水準A」を目指すなら床暖房の設置も検討、
「水準B」を目指すなら床暖房は無しといったところでしょうか。
感覚的な話にはなりますが、
Ua値が0.43の中山4号棟はリビングエアコン1台で、
室内ドアを開けておくという条件付きにはなりますが、
22度設定で各部屋の室温が19度~20度前後になっており、
高気密高断熱住宅の快適さを体感することが出来ます。
Ua値だけでなく、C値0.46、リビング吹き抜けにシーリングファンあり、
1階は無垢床ということも影響があると思います。
「現行の水準」だと30坪の延床面積として、
弊社の標準に高性能給湯器、高性能エアコン、照明器具の設置、申請費などを含めるとおつりがきます。
それが、10月からは上記では、「水準B」になり、追加分=補助金となりそうです。
水準Aを目指すには付加断熱にしないとUa値はクリア出来ませんし、
BEIは床暖房の様な暖房器具を設置しないとクリア出来そうも無いので、
240万円の補助金に対しては、持ち出しとなりそうです。
とは言え、
お客様からすると、「水準A仕様」又は「水準B仕様」で見積もりして下さい。
と各社建物の見積もり比較がしやすくなるかもしれませんね。
そのうち、「耐震等級3の壁量計算又は許容応力度計算」で見積もりして下さい。とか、
建物の気密性は〇以下にして下さい。とか、
そんな風な見積もり依頼になってくるのかなと思います。
そして、太陽光も原則設置となります。
どこを目指して家造りをする、上記の表を見ながら、
検討している住宅会社とよく相談をしながら進めるようにしましょう!
さて今日も前置きが長くなってしまいましたが、新しい現場の紹介です!
八王子市東浅川町で「ガレージ付き長屋5世帯」が始まりました。
こちらは賃貸住宅ですが、東京ゼロエミの「水準1」を取得しています。
注文住宅だけでなく、
賃貸住宅にもこの様に省エネ性の高い住宅が普及してくることはとても良いことだと思います。
10月からは住宅と同様に基準が厳しくなるようです。
(上の表から)
よく戸建はマンションと比べて寒い・・・と言われますが、
その様な新築住宅は今後少なくなっていくのではないでしょうか。
省エネ性の高い住宅に住んで、自分が建てる住宅もその様にしたい!なんて、
思う方が今後は増えていくと良いですね。
さて、現在の現場の状況ですが、2/27から基礎工事が始まりました。
建物の配置や地盤面を決めるやり方工事から始まり、
土を掘る掘削工事、
掘削後に砕石を敷いて転圧をして、
地中の湿気が上がってこない様に防湿シートを地面に施工し、
鉄筋工事が終わり、
第三者機関の検査も終わり、
3/31の時点ではコンクリートの1回目の打設が終わり、2回目の打設に向けて準備をしています。
こちらは5世帯あり、100坪を超えるガレージ付きの物件です。
弊社では「木造に限り」になってしまいますが、
住宅だけでなく、集合住宅も対応は可能なので、
建築を検討されている方は是非、ご相談下さい!
集合住宅は戸建の住宅と違った面白さや難しいところがたくさんありますが、
造っていてとても楽しい現場です。
現場の様子はSNSで公開をしていますので、是非、見てみて下さい。
それでは、本日も読んで頂きありがとうございました!
それと・・・、来週の日曜ブログはお休みさせて頂きます!
また、再来週にお会いしましょう!
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