ブルードミナント、イエロードミナントのインテリアカラーコーディネート

 こんにちは、佐藤です。

前回に引き続き、カラーコディネートの手法の一つ、ブルードミナント、イエロードミナントについて書いてみたいと思います。

さて、ブルードミナント、イエロードミナントと言っていますが、ここでいうのは青か黄色ということではなく、青みを含んでいるか、黄色みを含んでいるかということです。

上の写真の右側の水色のドア、こちらは青をうすくした水色ですが、

色味としては黄みを帯びているので、イエロードミナントにカテゴライズされます。

左側のピンクのドア、ピンクとブルーというと一見ほど遠そうなイメージもありますが、

リクシルのピンク系のドア、ピンクアッシュは青みを含んでいるので、ブルードミナントのグループになります。

リクシルにはたくさんの建具色があり、目視だけではわかりにくいものもあるのですが、

最終的には機械で色みの測定をして、すべてをブルードミナントかイエロードミナント、または数字的に中間値付近のものは中間としてブルーグループとあわせても、イエローグループとあわせてもうまくまとまる「中間」として位置付けているそうです。

リクシルのシミュレーションサイトでそれぞれのドミナントをつかった画像をつくってみました。

 上はブルードミナントにカテゴライズされたいる、ネイビーブルーのドア、カームチークの床、クリエダーク色の収納を組み合わせた画像です。

そして下はチェスナットのドアと床にクリエラスクの収納扉を反映させたシミュレーション、イエロードミナントの配色です。

ブルー、イエローどちらとも相性の良い中間ですが、中間だけを使ったも次の画像のコーディネートのようにもちろんうまくまとまります。

上記3つで使ったシミュレーションは割とシンプルなイメージ画像ですが、

リクシルにはよりリアルな3DシミュレーションもWEBで無料でできますので、

ご興味ある方はぜお試ししてみてくださいね。

ブルーかイエローか、どちらかでまとめて配色をすると違和感なくコーディネートができることの根拠として、実は自然界のものはどちらかで構成されているのだということです。

たとえば、桜の木。花のピンク、木や枝の茶色、葉っぱの緑、これらを構成する色みはすべてブルードミナントな色みで構成されているそうです。

同じようにラベンダー畑や、レモンの木などはブルーを帯びた色で構成された自然界のブルードミナントの典型例だそうです。


反対にひまわりや、とうもろこし、カボチャそして紅葉など、どちらかというと夏から秋にかけての自然界に多くある色みはイエローを帯びた色で構成されたイエロードミナントの典型例だそうです。

私たちが自然に見ていた景色や植物などの色は規則性をもっていたなんて初耳でとても興味深かったです。

配色を考えるのは難しいけれど、楽しいですね。

またセミナーなどで学んだコーディネートの手法などがあればブログに書いていきますね!

それではみなさま、よい週末を。

 

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2024年09月08日(日)

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