こんにちは。畠山です。
冒頭から値上げの話で恐縮ですが、私たちのいる住宅業界も値上げが止まりません・・・。
4月から内装建具やサッシなどの建材、断熱材、基礎工事で使う生コンクリート、
住宅設備機器も値上がりするようです。
反面、木材は若干在庫がだぶついている感はあるものの、ウッドショック前の価格に戻るという事も無いようで、金額が大きく下がるということも無さそうです。
また、現在の物価上昇や賃上げ、これから始まるインボイスなどを考えると、
これから先も下がる要素より上がる要素の方が大きい気がします。
市場の流れがその様になっており、どうにもならない流れが出来ていますが、
そんな中でも「お得に家を建てるにはどうしたら良いか?」と考えると、
現在ある補助金を上手に活用するのが良いのではないでしょうか。
という事で、ちょっと無理やり、こじつけ感もありますが、
今日は補助金のお話です。
4/9現在、新築すると、「子供エコ住まい支援事業」と称して、
年齢などの該当要件に満たす方には「100万円」がもらえることになっています。
建物は「高い省エネ性能」と記載があり、
ZEHレベルのUa値0.6程度で良いようです。
下記の表でどの位の数値かをご確認下さい。
表を見ての通り、「エコ住まい」の0.6程度の基準はそんなに難しくない基準です。
むしろ、満たしていないのであれば、その建物は断熱性をグレードアップしないと、
ダメかと思います。
ちなみに弊社の断熱性能は、
現在建築をしている中山4号棟はUa値0.43、
分譲住宅で公開中の富士見町はUa値0.29となっており、0.6は余裕で突破をしております。
東京だからそこまではいらない・・・、なんて言っているような会社ではダメですよ・・・。
電気代が高騰している今、断熱性や気密性が高い(良い)にこしたことはありません。
省エネ基準の0.87が最低だから、0.6でも良い!とならずに、最低が0.6と考え、
ぜひそれ以上の性能がある家造りをする事をお勧めします!
「エコ住まい」に関してはネットで検索をしてみてください!
次は東京都にお住いの方のみになってしまうのですが、
「東京ゼロエミ住宅」と称して、補助金がもらえる制度があります。
補助金は建物の性能により、3つに分かれます。
性能は下記の通りです。
表にある外皮平均熱貫流率はUa値をさします。
弊社のUa値は上で記載したように、全く問題無いのですが、
その下の「国が定める省エネルギー基準からの削減率」というのが、
なかなかの曲者で、ここを突破するのがやや大変です。
こちらは設備機器により数値が変わります。
弊社は高断熱住宅ということもあり、契約中や検討中のお客様には「水準3」を目指すべく、
話を進めています。
この「水準3」は何棟か計算をしてみて「こうすれば良い!」というのが感覚的に分かってきました。
その「こうすれば良い」ですが、弊社の標準仕様から追加金額が必要なのが、
下記の項目です。
上記の他に間取りも影響しますので、
場合によっては、「この辺に扉で仕切ってください。」というお願いがあるかもしれません。
また、上の他にも要件はあるのですが、標準仕様ということもありますので、記載は省かせて頂きます。
ちなみに以前、ベルスで取得をしたのですが、下記のように記載されました。
ちょっとSCANがうまく出来ず、右肩上がりに曲がっていてすいません・・・。
太陽光を多く載せたり、断熱性能をあげてもダメなところがポイントです。
床暖房などもNGとなります。
あくまで設備機器の影響が大きいということを、覚えておくと良いと思います。
さて、色々な設備機器の数値をまとめて、時間をかけて苦労して色々と計算をして、
もらえる補助金の額ですが、
このようになっています。
弊社が目指す「水準3」では、なんと・・・210万円ももらえます!
すごいですね・・・。
なかなかの額です。
弊社からの追加を入れてもおつりがくるのではないかと思います。
そしてさらに太陽光を乗せると補助金の額が増えます!
とても手厚い補助金ではないでしょうか。
太陽光の他に、蓄電池やV2Hも補助金が出るようなので、
この機会に検討しても良いかもしれませんね。
別途、建築する地域の「市」の情報も確認をして頂ければと思います!
弊社がある八王子市は太陽光の補助金も出るそうですよ。
建築資材、物価があがっている今、補助金を活用して少しでもお得に家を建てれると良いですね。
なお、補助金は財源があります。
財源が少なくなってくると必ず駆け込み申請が発生し、
間に合わない、もらえなかったなんて事になることもあります。
心構えとしては、もらえればラッキーくらいに、
時間に余裕があまりない人はもらえないかもしれないというふうに、
資金計画を立てておくと良いかもしれませんね。
ということで、今日は補助金のお話でした。
皆さんの家造りの参考になると良いですね。
さて明日は中山4号棟の中間の気密測定です。
先ほど現場に行ってきましたが、天井と壁の防湿気密シート(銀色のシート)の施工や気密処理が終わっていました。
2階は標準の床材が張ってあり、養生シート(茶色)の隙間から仕上げの床材が見えていました。
1階はこれから、なんと!無垢床を施工します!
モデル兼分譲ということもあり、使ってみたい高品質の商品をまずは自社分譲で試してみることにしています。
今回は外壁にも一部木材を施工することになっています。
楽しみですね!
さて、アイディールの気密=C値の標準は0.8以下です。
今回は付加断熱仕様では無いので、中間は0.8くらいかなと思っています。
直近の志木市は付加断熱で完成時0.4でした。
はたしていくつになるか・・・。
来週のブログで発表をしたいと思います。
それでは、本日もお読み頂きありがとうございました!
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